Bonġu!マルタ在住のくっきーです。
先日、友人に会うためデンマークに訪れました!
多くの方がデンマークを訪れると首都・Copenhagen(コペンハーゲン)に立ち寄るかと思いますが、航空会社によってはBillund空港から向かう場合もあるかと思います。
そこで今回の記事では、CopenhagenからBillund空港に向かう方法を、僕の実体験を交えてご紹介します!
Billund(ビルン)空港
Billund(ビルン)空港はデンマークの南側に位置しており、国内第2位の空港として知られています。
今回は友人の家がBillundから比較的近かったため、こちらの空港を発着地とすることにしました。また、Ryanair(ヨーロッパ在住者御用達の格安航空)を使われる方も、基本的にBillundを使うことになるでしょう。
世界初のレゴランド
意外と知られていないのですが、実はデンマークはレゴ発祥の国であり、大きな都市や商業施設ではレゴショップを度々見かけることも。
そしてBillundには、世界初のレゴ・テーマパーク『レゴランド』が空港のすぐ近くにあり、周辺にはレゴリゾートホテルなども立ち並んでいます。
入場料が329DKK(デンマーククローネ…7,200~7,300円程度)とお高めだったのと、あまり時間が無かったので僕は今回立ち寄ることができませんでしたが、子供連れのファミリーやレゴファンの方はぜひ訪れてみてくださいね!
Legoland Billund Official Site
Billund周辺情報
デンマーク人たちが口を揃えて「Billundには『レゴランド』しかない」というくらいBillundには他に何もありません。(笑)
空港内もこじんまりとしていて、特に見て回る箇所も無いので、早くに到着してしまう予定の方は時間つぶしグッズが必須となります。
Copenhagen – Billundのルート
CopenhagenとBillund間には、直通のFlixバス(都市間高速バス)が運行しています。
値段は購入時期や時間帯によって異なりますが、前日購入の場合33EUR~45EUR程度、一か月ほど前に購入すると18EUR程度が目安となります。半額ほどお得に購入できるので、旅行の日程が決まったら早めにバスのチケットを購入しておくようにしましょう。
なお、「自分の滞在都市からバスが出ているかわからない!」という方は、こちらのページからどの都市からFlixバスが出ているか確認することができるので、ぜひ参考にしてみてください。
ちょうどいい時間帯のバスがない場合
Flixバスだと、Copenhagen – Billund間を3時間半ほどで移動できて非常に便利ですが、曜日や時間帯によって、乗りたい時間にバスが出ていないこともしばしば。
先程ご紹介したように、Billund周辺には見て回れるものやレストラン街などもほぼないので、数時間ほど時間が空いてしまったり、空港に早く着きすぎてしまう場合もあるかと思います。
そんな時は、Billundに近く、レストランなども多いVejle(ヴァイレ)に立ち寄るのがおすすめです。
Vejle(ヴァイレ)とはどんな都市?
VejleはBillundから車で35分程度の場所に位置する街で、南デンマークの中で最も栄えている街です。
バスの発着地となる、Vejle Trafikcenter(駅)から徒歩10分以内にレストランやカフェ、パブがあるので、3~4時間程度の小休止を挟むにはうってつけの街です。
また、駅前には綺麗なホテルも立ち並んでいるので、フライトが朝早かったり、夜に到着して翌日から行動したい方もこちらでホテルを取ると良いかと思います。
CopenhagenからVejleまでのルート
Vejleまでは先程のBillundと同様に、時間・料金がほぼ変わらないFlixバスを使うことをおすすめします。
公共の電車やバスを乗り継いで向かう方法もありますが、手間と乗り継ぎ時間がかかる割に料金が安くなるわけでもないので、基本的にCopenhagen – 遠方の都市を移動する際にはFlixバスを使用するのが良いでしょう。
ちなみに、日本の高速バスのようにトイレ休憩などはありませんでしたが、今回デンマークで乗ったFlixバスにはどれも社内中央にトイレが一つ設置されているため、長距離乗車でも安心してくださいね。
Vejle – Billundのルート
VejleからBillund(またはその逆)に向かう際には、Vejle Trafikcenterからルート43、もしくは143番のSydtrafik(路線)バスを使用します。
どちらに乗ってもBillund空港に着くことができますが、143番は少し遠回りするルートで45分ほどかかってしまうため、本数も多く、30分で空港まで着くルート43番に乗車するのがおすすめです。
僕が43番に乗車したときはLINE2から乗車しましたが、ルートや時間帯によって異なる場合があるので掲示板の表示をしっかり確認するようにしましょう。
Sydtrafikバス乗車時の注意①クレジットカード決済に対応していない
現金を使う機会が滅多にないデンマークですが、このSydtrafikバスは現金のみの支払いとなっています。
バス乗車前に現金でチケットを購入する場合は、大人一人64DKKでした(2024年4月現在)。
Vejle Trafikcenterに隣接している駅内にはATMもありますが、手数料が高いので、現金を用意する場合は事前に街中の銀行ATMで下ろしておくと良いでしょう。
しかし、アプリやオンラインから事前に購入しておく場合、現金を用意する必要がないほか、オンライン価格の割引が適用されます。
試しに同じルートで検索してみたところ、料金が46.40DKKに!
20クローネ違うとなると、日本円にして430円ほど値段が変わります。デンマークの物価、恐るべし。
わざわざアプリをインストールするのは面倒だと思うので、以下の公式サイトから乗車前にサクッと購入しておくとお得&現金を用意する手間も省けて良いかと思います。
モバイルアプリの方が安心!という方は、以下のリンクからインストールできます。
Sydtrafikバス乗車時の注意②時間帯に要注意!
これは海外あるあるかと思いますが、田舎のあまり人が乗らない場所・時間帯のバスは、予告なしにキャンセルされる場合があります。
Googleマップ上だと最終のルート43番バスは23時台だったのですが、現地の人に「あまり時刻表を信用しすぎない方がいい」と聞き、終発から一本前21:30頃のバスに乗車しました。
早朝・深夜の始発・終発のバスに乗る際には、最悪来ない可能性があることも念頭に置いた方がいいかもしれません。
Vejle以外の街に立ち寄る場合
今回の記事では、僕が実際に訪れたVejleからのルートをご紹介していますが、他の都市からもBillund空港へのバスが出ているようです。
気になる方はSydtrafikバス公式サイトの「Go by bus to and from Billund Airport」ページから確認してみてくださいね。
デンマークでの長距離移動はバスがおすすめ!
デンマーク人の友人から「デンマークには鉄道会社が一社のみのため、競合他社がいないことからサービスがそこまで良くない」と聞き、今回の旅行ではバスをメインにしてみました。
特にFlixバスは事前に予約できるため現地でチケットを購入する手間もなく、バスも時間通りに来てくれたのでとても良かったです。
また、上記で記載の通り、車内にトイレが完備されている他、予約時に席も自動で割り振られるため、事前に並んでおかないと満員で乗れない、なんてこともありません。
※他の国でのFlixバス体験談はまた後日別記事に記載したいと思います。
まとめ
今回の記事では、CopenhagenからBillund空港まで向かうバスのルートをご紹介しました。
スタイリッシュで都会的なCopenhagen(コペンハーゲン)はもちろん、中心部から離れた地域では豊かな自然や新鮮な魚介類が楽しめるデンマーク。
物価は日本や他の国と比べると高いですが、治安がとても良く、街中も綺麗かつ、都会~田舎どこに行っても大体英語が通じるので、海外旅行に不慣れな方にもおすすめの国です。
デンマークを訪れる際、本記事がお役に立てれば幸いです。