こんにちは、元居酒屋店長のくっきーです。
2020年1月頃から新型コロナウイルスが世界中に蔓延してから早くも1年半以上が経過しました。
あなたはコロナに感染したことがありますか?
僕は2021年7月にヨーロッパのマルタ共和国にて新型コロナウイルスに感染しました。
約1か月間の詳細な症状のレポートはこちらの記事をご覧ください。
今回の記事では、前回のレポートの後日談として初めて症状が出てから2か月が経過した現在の状態をレポートしていきます。
この記事を読めばコロナというものがいかに完治までに時間を要するウイルスなのかお分かりいただけるかと思います。
仕事や学校など、どのくらい休みを申請しなくてはいけないか分からない、
という方はぜひ僕の体験談を参考にしてみてください。
2021年7月実際にコロナに感染。あれから2か月…
冒頭でもお伝えしたとおり、僕は2021年7月コロナに感染しました。
それも住み慣れた日本ではなく、ヨーロッパのマルタ共和国で。
特に人混みの中に出かけたり、外食も控えていたのでどこで感染してしまったのか見当もつきません。
ちょうど新しい職場での仕事も始まったばかり。
慣れないことが続き、疲労で免疫力が低下しウイルスに感染しやすかったのかもしれません。
こんな状況でコロナに罹り実際どうだったのか?
結論から申し上げますと、
異国の地で新型ウイルスに罹っても何とかなる。
人間の治癒力って本当にすごい。
しかし、他の風邪と同じような感覚で捉えるのは大きな間違いです。
計3週間ほど自宅で療養し職場へ復帰
僕は初めて症状を自覚してから陽性結果が確認されるまで10日以上掛かってしまったので、
病欠と隔離期間を含め3週間ほど自宅療養していました。
陽性の結果を知らせるメールと、やけくそになって出前した€13(1600円ほど)の寿司。
握りと細巻が4貫ずつでこのお値段。めちゃくちゃ高い。ス○ローに行きたい。
日に日に症状はよくなっていましたが、
隔離期間が明ける頃にもまだ倦怠感などが残っていたので不安な気持ちの中出勤することに。
僕の会社は問題ありませんでしたが、復帰前に陰性証明書を提出するよう求められる企業もあるかと思います。
これが意外と時間掛かるんです。
PCR検査だと精度が高い分、体内に付着している感染力の無いウイルスの死骸まで感知してしまうことがあるため
実際にはすでにウイルスの活動が活発でない状態で陰性でも陽性反応が出てしまう「偽陽性」になってしまうことがあるんですね。
参照:コロナ陽性後、陰性証明にPCR検査は必要?いつ仕事に復帰できる?
陰性証明書がどうしても必要な場合は、初めて症状が出てから陰性が出るまで個人差もありますが
最低3週間は掛かると見ておけば良いでしょう。
職場復帰初日
久々の外の空気に感動しつつ恐る恐る出勤。
思い返してみれば、物心ついてからこんなに長い間一度も外に出たことが無かったのは初めてでした。
3週間前、最後の出勤時に感じていた全身の疲労感はすっかり無くなっており
無事一日を終えることが出来ました。
「コロナいじめ」なども懸念しておりましたが、
幸いにも僕の職場の方は「大変だったね」、「身体はもう大丈夫?」などと温かい言葉を掛けてくださり本当に安心しました。
何人か「自分もコロナになったことがあるから体調不良で休むのはお互い様だよ」なんて声をかけて下さった方もいらっしゃいました。
これは海外ならではかもしれませんが。
いつから運動が再開できる?
体調はかなり良くなったものの、肺が固くなったような違和感はまだ残っており
2021年9月9日現在も有酸素運動はしっかりと行えていません。
何度か海に泳ぎに出たのですが、やはりまだ以前のように息を止めていたり
長く泳ぐのは辛く感じます。
また、不意に胸が締め付けられるような苦しさが度々出るようになりました。
日常生活には支障がない程度なのですが、
何々をしたら苦しくなる~というような条件もなく急に発症するので仕事中に出てくるととても厄介です。
有酸素運動ではなく筋トレなどの運動は肺にあまり負担を掛けず行えるので、コロナに感染してから6週間後にジム通いを再開し今は週に2~3回ほど通っています。
スポーツなどをされている方は陰性が出たからといって急にトレーニングを再開するのではなく、
必ず様子を見ながら徐々に時間や負荷を強めていくようにしてください。
2か月経てば完治する?
初めて症状が出てから2か月が経った今現在もコロナ以前と同じような状態に身体は戻っていません。
一度完全に失われた嗅覚は、今はニオイを感じるようにはなりましたが以前と比べると
70%くらいしか機能しておらず効きが悪くなりました。
また、呼吸器のダメージは普段の日常では感じにくいのですが深刻なようで。
先程もお伝えしたように肺活量がかなり下がったことによって今まで軽々と出来ていた遊び程度の
スポーツも現在は参加することが難しく完治までには長い時間が掛かりそうです。
そしてこれは完全に僕の失態なのですが、
つい先日「もうかなり時間が経ったし、だいぶ良くなっただろう」
と友人から煙草を一本もらい吸ってしまったんですね。
これが本当に良くなかった。。
この日を境に喉の渇き、軽い咳、そして胸の辺りにモヤが掛かったような違和感が続くようになってしまうように。
コロナになってから全く煙草を吸っていなかったので、たった一本でここまで症状が出てしまうとは思いもよらず…。
調べてみるとコロナに限らず気管支系の治癒にはかなり時間を要するらしく、
症状が感じられず治ったように感じても実は細胞は炎症しており
薬の服用を止めてしまったり何かのきっかけでまた症状が出てしまうことが多いようなのです。
この記事を読んだあなたはきっと大丈夫だと思いますが、時間が経ったからといって油断せず
出来る限り煙草は吸わないようにしましょう。
できればこのまま禁煙できたらベストですね…お互いに頑張りましょう。(笑)
コロナはいつ治る?
これは本当に人による、としか言えません。
僕の友人も何人かコロナに感染した人がいますが、
全くの無症状だった人や2週間ですっかり完治した人、僕のように後遺症が何か月も続いた人など幅広い症状の出方が確認されています。
しかし僕の周りの方の話で、半年以上後遺症が残っている人は今のところ聞いたことがないので
半年以内で症状が改善される人が多いようです。
風邪やインフルエンザは長くても10日ほどで治る場合がほとんどかと思いますので、
新型コロナウイルスがどれだけ完治までに時間を要するかお分かりいただけるかと思います。
コロナになってしまったら?
まずはとにかく身体を休めて栄養を摂り身体がウイルスと戦ってくれるのをサポートしましょう。
僕の自宅療養中の3週間、劇的な回復が感じられずいつになったら治るのか…と
とても不安な気持ちでいっぱいでした。
しかし罹ってしまったものは仕方ありません。
今はとにかく日常生活が送れるようになるまで回復させること。
元の身体に戻すのは、それからのお話しです。
そして身体が回復してきたら少しずつ身体を動かしてみましょう。
簡単な体操やストレッチをするだけでも血行が良くなったり、気分もすっきりしてきます。
元気になったら今まで以上に食生活や睡眠時間に気を付け、自分の身体を労わってあげて下さい。
毎日30分だけ時間を作って軽い運動をする習慣を取り入れるだけで免疫力は急増、病気にも罹りにくくなります。
まとめ
最後に本記事の内容まとめです。
以上となります。
もしもあなたの身近にコロナに罹ってしまった方がいたら、
復帰してから数か月経ったからといって完治したと思い込まず必ず本人に確認してあげるようにして下さい。
もしかすると言いづらいだけで実はコロナによる副作用に苦しんでいるのかもしれません。
また、コロナによる後遺症で苦しむ人たちのために一部の病院で「コロナ後遺症外来」というものが開設されているそうです。
参照:Yahoo News記事
興味のある方は「コロナ後遺症外来」で検索し最寄りのクリニックにお問い合わせしてみて下さい。
仕事や学業よりもあなたの身体が一番大切です。
コロナを治す一番の薬は不健康な生活習慣を理想的な形に少しでも近づけることだと僕は思います。
自分に適した睡眠時間を毎日決まった時間にとりバランスの良い食生活を心掛け、
日中は太陽の日差しをしっかりと浴びて適度な運動を取り入れる。
一度に全て改善するのは難しいかもしれませんが、毎日少しずつ意識して改善することでコロナに限らずあなたの人生そのものが今後豊かになっていくことでしょう。
コロナを完治させるためにも、僕自身上記のことを日々の生活で意識して取り組んでいます。
現在コロナに罹ってしまっているみなさん、時間は掛かるかもしれませんが必ず良くなる日が来るので安心してしてください。
コロナに罹ってしまった方もそうでない方も、これを機にご自身の身体と向き合って
無理のない生活を送って頂ければと思います。